Serge de Nimes =Jeans/ジーンズコレクション =

Levis501 UKmodel


 これはわたしがイギリス旅行に行ったときに購入したもので"UKmodel"などと勝手に呼んじゃってます.

 レギュラーの501のはずなんですが,色がふつうの501より紺色がかって薄い.しかも縫ってる糸が黄色.かなりヘン.しかもカラージーンズではなくて,後染めじゃないです.左の写真が一番現物に近い色に撮影できてる.後のはちと光を当てすぎで濃くなってしまった.

 日本だと品番が同じなら,基本のインディゴブルーは同じでしょ.色のバリエーションはあっても,それは洗いの度合いとか加工の違いであってなのに,これは根本がちがうの.すげえへん.

 ちなみに値段は50ポンド!一万円!です.でもバーゲンで30ポンドつまり6000円で購入しました.
 しかもサイズがウエスト26インチ!501では私の知りうる過去で日本で生産してないサイズ.レングスも30インチ.意外と小柄か?イギリス人?そんなわけないって.でかいって.

 ではここから私が持っているデッドの?日本で売ってる米国製の現行レギュラー501と比較してみましょう.写真で下がUKものです.(普通上にするよな,失敗)

 まずウエスト部分.縫製はまったく同じで,しかしUKものの雑さが目立ちますね.そしてコインポケットはまぁ同じです.インチが違うので,フェアではないが,UKのほうが下についてるかも.

 そしてバックポケットはほぼ同じでした.
 サイズのタグはまぁこんな感じです.ちなみにUKものは再生紙を使ってるんです.さすが,レングスが細かい対応になっていて,30インチなんて短いのも売ってくれてるんです.

 すそを折ってみると出てきたミミは,けっこう太さが違う.UKものは太いよ.それにしつこいようだが縫製が雑.すその折り返しもUKのほうが大きい.そしてわたしのいってることはほんと細かい.だいたい普通そんなこと気にしてないって.ステッチは双方ともシングルステッチでした.

UKもの                  米国製

 いよいよパッチの比較.一番下の,"Care Instructions Inside Garment 100% Cotton"のあとに米国製のほうは"Made in U.S.A."と書いてあるのが唯一の違いです.でも印刷自体はUKもののほうがにじんでる.あとフラッシャーと保証書は文言はまったく同じ.印刷の色は微妙に違いました.

 ということで,501はさすが看板商品だけあって,かなり品質管理ができてるなーというのが印象.なんとなく違う縫い方してるのかななんて思ってたんですが.

 また縫製が米国製のほうが丁寧だ!ということが意外性を持って新発見でした.でもなんでこんなヘンないろ売ってんだろ.でも良い記念になりました.

 LastUpdated: 1999年10月12日 17:55 


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