Serge de Nimes =REPORT=
"
来た,見た,買った"~Neighborhood(番外)編~


これは番外編です.こだわりのある人は見ないでください(汗

今年は加工もののジーンズがやったら流行っています.

このサイトの主な内容ははきこみ

どんなときもこれをはきこみ,ともに時間を過ごし,
命の限り色落ちを楽しむことを誓うか?

はい,誓います

これがこのサイトの趣旨です.

加工ものを買うというのは

デッドストック>レプリカ生>古着>加工もの

このはきこみ対象不等号式の末端にあることで,ある意味邪道(  ̄_ ̄)

しかしこんなに流行っちゃったからにはひとつぐらい買ってみるべっと思いました.

このあたり柔軟って言うか強いこだわりがないあたりが,わたしがマニアとして大成しないところなんだな.

さて,何を買おうかと思ったんだけど,ふつうは加工といえばドゥニームかウエアハウス.

わたしはドゥニームの加工はとても垢抜けてると思います.ペンキとかいい感じ.

ウエアハウスのはつぎはぎアメリカンって感じで古きよきアメリカのにおいがぷんぷんします.

あの大草原の小さな家の意地悪ネリーの弟(ウィリーね)
あたりがはいてても,おかしくないような加工です.

だが,どうせはきこむ対象じゃないんだから,この際垢抜けたジーパンがほすっい

だってん,わたしはいっつもレプリカジーンズと言うそれをはいただけで
垢抜けとは全くベクトルが反対方向に行っちゃうものをずっとはいてるわけで,
しかし,はきこみ趣味だしということで毎日垢抜けないんです.

たまにはわたしも垢抜けたい(* ̄ー ̄*)
つーか垢抜けた方がいいかも.

ということで,裏原系で加工ジーンズ一番人気のNeghborhoodで買うことにしました.

ということで買ったのが

  

↑これです.

ネイバーでも一番細いモデルです.SAVAGEというのがネイバーの加工もの
ラインアップの名前で「荒れはてた」という意味です.

デニムなんてすごい人気商品だから飛ぶように売れるんだけど,
これはわたしにも買えました.あまりに細いというのもあるけど

な,なんと27,000円なんです.(・・;)

この絵の具と筆がおまけで付いてて自作ペイントもできるようになってるとはいえ,
そんなことじゃぁだまされないよっ的高さです.

通常のデニムより1万円は高いです.だけどこの細いデニムで
念願の垢抜けが達成されます(* ̄ー ̄*)

岡山に行って自分が加工をしてからと言うものすっかり加工にうるさくなっちゃったのですが,
ちょっとずつ見てみましょう.

ポケット

エヴィスのカモメペイントならぬ稲妻ペイント.

だけど大戦モデルスペックと言うわけじゃないです.

ひげ

ひげはわりとあっさりした線.

だけど,こんなところに穴あくかな?履いて歩くのはずかしいかな?

ひざ

やはりここにも横糸残しのテクが!

裏から布を当ててミシンでたたいています.

ひざ
(裏)

当て布は同じデニムの生地で,端をかがった上で当てています.

その上から縫ってるから,かなり分厚いっす.

すそ

くるぶしの当たりもちゃんとついてます.

意外とまめだ.

すそもチェーンステッチなのでうねりなんかも出てます.

すそ
(裏)

なんと耳付き!
しかも 耳がピンクでかわいいっす.

耳の端は平織りだった,さすがにそこまでは....

はちのす

こんなあっさりとした蜂の巣ははじめてみました.

線がすーすーって感じで.ちょっとさみしい.

多分加工した人が多分ジーンズの色落ちに興味のない人で,
仕様書通りにやってます.
のような感じで仕事として作業してる感じがする加工ですね.

だけど,控えめな加工なので,会社にも着ていけるしいいかも.

ああ,あと最近おもうんだけど,むかしは一目で加工とわかるものをはいてるのは
恥ずかしいという考えがあったと思うんですけど,
最近はいくらなんでもやりすぎなんじゃ...?という感じで
太もも真っ白な加工ジーンズをはいてる人をわんさか見かけます.

世間が加工ものをひとつのジャンルとして認めたのか,あまりにブームで
いちいちこだわって加工してられないのか,どっちかわからないけど,
白々しい加工のジーンズはいても,今は恥ずかしいと思わないな.

LastUpDated 2002年07月20日 2:10


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